こんにちは、ぷんたろうです。しばらく更新が滞っておりましたが、久々の更新です。今回はウズベキスタン西部にある世界遺産の街ヒヴァで泊まったゲストハウスをご紹介しようと思います。
(※2020年2月当時の情報です)
ヒヴァのおすすめのゲストハウス「Khiva Rasulboy Family Guest House」
僕が宿泊したのは「Khiva Rasulboy Family Guest House」というゲストハウスです。値段とBooking.comのレビューからここに決めました。家族で経営されているゲストハウスで、本当親切で暖かい素敵なご家族でした。
ロケーション
ゲストハウスの場所は、世界遺産イチャン・カラの中にあります。イチャン・カラとは「内城」という意味だそうで、要は城壁に囲まれた中ということです。
地図上ではここです。ちょっとばかり入り組んでいて最初こそ少し迷いましたが、近くに行くと道案内の看板もありましたので、近くまで行ければOKですね。
宿泊料金
僕が宿泊したのは2020年2月18日から1泊で、当時の料金は16.08ドル、日本円で1,670円でした。もちろんドミトリー形式のゲストハウスやホステルに比べたら1泊でこのお値段なのでちょっとお高い気もしますが、夕食なしのプランを予約したにも関わらず奥さんのご好意で夕食も提供して頂いたし、ベッドはしっかりしたシングルベッド、エアコンもちゃんと効くしWi-Fi完備、部屋に専用のトイレとバスルーム、それにタオルがあってのこのお値段でしたので納得のお値段でした。しかも、オフシーズンということも手伝ってか、この日の宿泊客は僕だけ、貸し切りでした。
お部屋の様子
僕のお部屋はツインルームでした。異国に来たぞ、というこの雰囲気めっちゃ好きでした。ベッドはシングルサイズが2台。ベッドの上にタオルが用意されていました。ベッドサイドテーブルにグラスも用意されていました。
お部屋の中にバスルームがあります。
バスルームの中は広々していて、トイレとシャワーは離れているし、シャワーカーテンもしっかり取り付けられていたので、ビチャビチャの床のトイレに入らずに済みます。ドライヤーも備え付けられています。ただひとつ、お水が少しだけしょっぱくて濁っていました。ほのかに黄色いかな〜くらいのお水だったので、ほとんど気になりませんでしたけどね。お湯もそこそこの水圧でしっかり出てくれたので不自由はありませんでした。たとえ不自由があったとしても、日本ではなかなかできない体験をするのも旅をする醍醐味だ!として楽しんだ者勝ちですね。
供用スペースの様子
ゲストハウスの1階がフロント、お部屋やロビー兼食堂は2階にあります。まずこちらがフロント。ご長男も写っています。(ブログで紹介していいか承諾済みです)
こちらが2階のロビー兼食堂です。明るくて開放的な雰囲気で居心地がよかったです。
ウズベキスタンには日本みたいに床に座る文化もあるようで、供用スペースにはこのような座敷もありました。僕がヒヴァの街の散策を終えて夕方に戻って来たときには、ゲストハウスのご近所さんたちと思しきおじいちゃんおばあちゃんがお茶会をしていました。
お食事
先にも書いたように、夕食付きではないプランを予約していましたがゲストハウスの奥さんのご好意により夕飯もつけて頂きました。夕飯はプロフというウズベキスタン、というか中央アジアのお料理です。日本でいうところの炊き込みご飯です。ウズベキスタンのお料理は全般的に日本人のお口にも合いやすい味付けで、僕は好きでした(ちょっと油が多めですが)。帰ってからも炊飯器で作れるプロフのレシピを探して時々作っているくらいです。さすがに現地の味は出せませんが。
メインは写真中央のプロフ、その左にはヒヴァのナンです。ナンというとインドカレー屋さんで出てくるあの大きくてふっくらしたナンを想像しがちですが、ヒヴァのナンはほんのり塩気のある硬めのナンで、噛んでいると徐々に甘さも滲みでてくるとても美味しいナンでした。先のシャワーの紹介のところで水がしょっぱかったと書きましたが、このナンの塩気ももしかしたら水がしょっぱいのと関係があるかもしれませんね。プロフの左上はパクチー(多分)の入ったヨーグルト、プロフの上は何のお野菜かはわかりませんでしたがサラダみたいなものでした。
こちらは朝食。写真中央に移る茶色いケーキみたいなのが甘くてすっごく美味しかったです。右上はブルーベリーのジャム、そのしたはザクロのジャムでした。生野菜や果物も出ましたが、冬だったこともあってか、お腹を下したりすることはありませんでした。夏のウズベキスタンでお腹を下す人のブログを何件か見たので心配でしたが大丈夫でした。念のため正露丸も持っていきましたけどね。
その他
ウェルカムサービス
チェックインを済ませて部屋で荷物を整理していると、奥さんがリンゴとザクロとお豆、ペットボトルのお水を持って来てくれました。ウェルカムサービスにびっくりしましたが、とてもありがたいサービスでした。(ザクロの食べ方がわからなかったのでごめんなさいしましたが)
洗濯機
ゲストハウスには洗濯機もありましたので奥さんに言えば洗濯させてくれます。というか、洗濯してくれました。有料だと言われたけど、チェックアウトの時に料金は含まれていませんでした。そうです、端的に言えば踏み倒したのです(笑)
ただ、お部屋にはハンガーも数本しかなく、ハンガーをしっかりかけられるのはクローゼットのみ。僕は自分で持って来たS字フックと旅行用折り畳みハンガーでカーテンレールやドアノブに洗濯物を掛けさせてもらいました。
ご長男が通訳
あと、ゲストハウスの奥さん、英語を喋れるには喋れるのですが、接客で使う基本的な英語くらいしか喋れないようです。ま、僕も満足に喋れないんですけどね。でもご安心を。フロントを写した先の写真にも写り込んでいるご長男が学校で習っている英語を駆使して通訳してくれます。なので何一つ不自由はありませんでした。
タクシー手配
ところで、ヒヴァを訪れた後はブハラに向かうというプランを立てる人が多いと思います。そんな人には、タクシーのサービスもあります。タクシーといってもゲストハウスの旦那さんが運転してくれるサービスです。ブハラの宿泊先まで乗せてもらって50ドルでした。ウズベキスタンの物価からすると結構いいお値段のような気もしますが、片道5時間強の距離を旦那さん一人で運転してくれて、もちろん途中で給ガスも必要で、ご長男ご次男2人のガイド付き。帰りはお客さんなしでまたひたすら5時間強の道をヒヴァまで帰るのだから、これくらいは払うべきでしょう。ご長男ご次男がいてくれたからロングドライブも退屈ではなかったですしね。
最後にあらためて
以上、ヒヴァの僕的おすすめゲストハウス、「Rasulboy Family Guest House」をご紹介してきました。何度も言いますが、本当にホストファミリーのみなさんが暖かくて、こっちが申し訳なくなるくらい親切にしてもらいました。
本当に自信を持ってオススメできるゲストハウスなので、みなさんもヒヴァに滞在する予定を立てる際には、宿泊先の候補の一つとして検討してみてくださいね。