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【ムツヘタ】ジョージアにある世界遺産の街ムツヘタまでのマルシュルートカでの行き方

2020年2月11日

 こんにちは、ぷんたろうです。ブログを書くにはどうも波があって、今週はどうも波に乗っているようです。

 今回は、ジョージアの首都トビリシから少し足を伸ばしたところにある世界遺産の街ムツヘタへのマルシュルートカでの行き方を解説します。

まずは地下鉄のディドゥベ駅へ向かう

 ムツヘタへ向かうマルシュルートカは、地下鉄のディドゥベ(Didube)駅のバスターミナルから出ていますので、まずは地下鉄でディドゥベ駅に向かいます。地下鉄は料金一律で、0.5ラリです。地下鉄に乗るには、メトロカードというICカードを買うと便利でしょう。ジョージア語はおろか英語も満足に話せない僕は、駅の窓口で販売員のおばちゃんに「いくら分買うんだい?!10ラリ分買うの?!」と、ものすごい怒られながら何とか購入できました。(どうにか買い終えて振り返ったら、周りの人たちが心配そうに僕の方を見ていました。笑)

 ディドゥベ駅に着いたら、1箇所しかない改札を出て、下の写真の奥に写っている階段を降りましょう。

ディドゥベ駅改札を出たところ

 階段を降りたら、線路をくぐる地下歩道にぶつかりますので、これを右に行きます。こんな地下歩道です。

ディドゥベ駅地下歩道

 すると、いい感じのバスターミナル兼タクシープール兼市場に出ます。このような風景。

ディドゥベ駅前の市場
ディドゥベ駅前のロータリー

 ここでも、観光地に送迎するからよ、とタクシーの客引きが盛んに行われています。次から次へと「Taxi?」の嵐です。あとやっぱり、市場というだけあって、お世辞にも治安がよさそうとは言えなかったので、手回品には十分に気をつけてください。

マルシュ乗り場はとても見つけにくい

 で、ここからが結構苦労しました。事前にネットで調べていた感じ、小さな窓口でチケットを買って、すぐ目の前に止まっているマルシュルートカに乗る、とのことだったのですが、その窓口が見つからない見つからない…たぶん小一時間彷徨っていました。

 さて、その窓口までの行き方ですが、駅から出たら、そのまままっすぐ突き進んで、こんなペプシの看板が見えるところまで来ましょう。(看板が変わっていなければいいけど…)写真の左に微かに写る歩道橋や、ペプシの看板のすぐ横の、黄緑、黄色、ピンクのポップな看板を目印にしてもいいかもしれませんね。

目印はペプシの看板

 このペプシの看板の前の道を右に入ると、大きな屋根とたくさん停まったマルシュルートカが見えると思います。このような風景。

マルシュルートカのターミナル

 で、この景色が見えたら、上の写真でいうところの右の奥に進むと、一番奥に、こんな小ぢんまりした窓口があります。

ムツヘタ行きマルシュルートカの乗車券販売窓口
(写真中央、半円形に切り抜かれた窓)

 いやいや、わからんって!と思わず突っ込みたくなってしまうような窓口の小ぢんまり感ですが、ここが確かにマルシュルートカのチケット売り場で、この中におばちゃんが隠れています。観光地に向かうマルシュルートカのチケット売り場ということもあってか、英語が通じました。ここでマルシュルートカのチケットを購入します。チケットは片道1.0ラリです。横で壁に寄りかかってタバコを吸ってるおっさんは関係ない人です。ただのおっさんです。

 乗り場はこの窓口のすぐ目の前です。下の写真のように、本当に目の前に車が停まっていて、あと一人、それこそ僕が乗って晴れて満席になるっていう車だったので、押し込められるようにしてこの目の前の車に乗せられました。そんな状況だったのでホントすぐに出発しました。

チケット売り場のすぐ目の前が乗り場
車の中は満員

ムツヘタから帰るときのマルシュルートカの乗り場

 さて、無事にムツヘタに着くと降り立つのは下の写真のところです。

ディドゥベから乗って来たマルシュルートカを降りたところ

 煉瓦造り風のお洒落なレストランもあります。

ムツヘタのバス停にあるレストラン

 ムツヘタからの帰りは、この道路を挟んで反対側にあります。もう一度同じ写真を出しますが、この写真の左、ATMが写っているあたりです。ちなみにATMの上の方に見えるのはサムタヴロ教会です。

帰りのバス停はATMのあたり

 ディドゥベ駅からムツヘタに来る時は、始発なので停まっているマルシュルートカに乗りますが、帰りはそうも行きません。写真の右奥から颯爽と走ってくるマルシュルートカを、手を挙げて停めなければなりません。手も、我々が小学校で教わるように、真上に挙げるのではなく、水平に出してやる感じです。試してはいませんけど、たぶん真上に手を挙げても停まってくれないと思います。映画とかでタクシーに乗り込むシーンなんかでもそうだけど、外国では水平に手を出すよね。

 ちなみに、マルシュルートカの行先はダッシュボードに置かれた小さなプラカードに英語でも書かれているのですが、車が停まってくれないとよく確認できません。なので、とりあえずマルシュルートカっぽい白いミニバスが来たら、停めて、ドライバーさんに「ディドゥベ?」と聞いてみるのが確実だと思います。僕も1回違うマルシュルートカを停めました。ドライバーさんも愛想こそないものの、「違うよ」と首を振ってくれました。次に来たマルシュルートカは他の人が停めてくれて、ダッシュボードの行先表示を見る余裕もあったので、きちんとディドゥベ駅に行く車であることを確認して乗り込めました。

 帰りのマルシュルートカの運賃は、下車時に直接ドライバーさんに渡せばOKでした。お釣りもくれるようでしたので、1.0ラリちょうどを持っていなくても大丈夫そうでした。

おまとめさん

 以上、ムツヘタにマルシュルートカで行く方法を解説してみました。簡単にまとめると、

  • まずは地下鉄でディドゥベ駅へ
  • ディドゥベ駅に着いたら階段を降りて右、市場に出る
  • 市場でのタクシーの勧誘に注意
  • 市場の右裏手の大きな屋根のあるマルシュルートカ停留所の一角に小さいチケット窓口がある
  • ムツヘタまでのマルシュルートカの料金は1.0ラリ

といったところでしょうか。ディドゥベ駅前の治安がなんとなく悪そうに感じるのと、チケット窓口を見つけるのに苦労した以外は、とくに大きな支障もなく行って帰ってこれました。

 駅からタクシーの勧誘に乗っかって、ムツヘタやその先のジュヴァリ教会に連れて行ってもらう手もあるかもしれませんが、ここのマルシュルートカは僕でも乗れたくらい比較的乗りやすいと思いますので、ぜひここでマルシュルートカに挑戦してみて下さいね。

 

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