海外旅行

【ジョージア】トビリシ国際空港からトビリシ市街地への行き方

2020年2月9日

 こんにちは、ぷんたろうです。なかなか更新が滞っておりますが、めげずに頑張ります。

 さて、今回は、アゼルバイジャンから飛行機でジョージアの首都トビリシに入った後の話です。

トビリシ市街地への交通手段

 トビリシ国際空港に到着した後の、市街地までの交通手段は3つあります。

  • 37番のバス
  • タクシー
  • 電車

 このうち、電車はめちゃくちゃ本数が少ない(朝と晩に1往復ずつ)です。多人数でいればタクシーも早くて便利だと思いますが、僕は一人旅だったしケチなので、バスで市街地に出ることにしました。それにタクシーは、ターミナル前で客引きがものすごい勢いで行われているので、かえって乗る気が失せます。ちなみにバスは24時間運行しています。やるなートビリシ。

バス乗り場へ向かう

 トビリシ国際空港に降り立つと、このような到着ロビーに出ます。

トビリシ国際空港の到着ロビー

 ここにSIMカードの販売窓口や両替窓口がありますので、ここで用事を済ませてしまうのもいいでしょう。僕もここでSIMカードをゲットして、アゼルバイジャンマナト(AZN)からジョージアンラリ(GEL)への両替も済ませました。

 さて、バス停へ向かいます。バス停は、到着ロビーを出て、右に向かってひたすらまっすぐ、ロータリーの端まで歩いたところにあります。距離にして100メートルか150メートルくらいでしょうか。このような景色です。左に縦列駐車しているのは全部タクシーです。

バス停までの歩道

 この100メートルから150メートルの距離の間に少なくとも10人のタクシードライバーに「Taxi?」と聞かれます。ガンガン無視して一心にロータリーの端まで歩きましょう。すると、バス停の電光掲示板が見えて来ます。ここがバス乗り場です。

写り込んでいるお兄ちゃんの後ろがバス乗り場
バス乗り場の電光掲示板

 37番のバスは、アヴラバリ駅やルスタヴェリ大通りを経由してトビリシ駅(地下鉄のStation Squareもここ)まで行きます。料金は一律0.50ラリです。めちゃ安い。

 それに僕が予約していた宿の目の前をちょうど通るので、とても都合がよかったのです。Google Mapでバス停をクリックすると、どのバス停に何番のバスが止まるか分かるので、目的地周辺のバス停をクリックしてみてはいかがでしょうか。

おや?なかなか来ないな…

 僕がアゼルバイジャンから乗って来た飛行機は23:10到着、荷物を受け取って、両替してSIMカードを購入して…いろいろやってたら、乗れるのは早くて0:32のバスだろうな、なんて、日本で事前にバスの時刻表をネットで調べていたんです。

 で、当日、飛行機も遅れることなく到着して、予定通り両替してSIMカードもゲットして、満を持してバス停に向かったんです。たぶん0:00ごろ。まだ来ないなーと思ってバス停の目の前の入り口からターミナルに入って暖を取り…0:30ごろ外に出ると、バスに乗るであろうお客さんたちはボチボチ集まり始めているけど、まだバスは来ない。はて、こんな真夜中だけど道路事情かな?と思いしばし外で待つ。「Taxi?」いやいや、君は呼んでないねん。

 やっとバスが来たのは1:00過ぎ。30分以上も遅れての到着です。もしや時間にルーズな国なのか、とも一瞬思ったのですが、実はこのバスは至って定刻通りに運行されていた次のバスだったのです。

到着したバスと殺到するお客さん

 0:32に出発する予定だったバスは、どこかが故障したのか、空港までの道の途中を、ものすごくゆっくりしたスピードで走っていたのです。途中ですれ違いました。そりゃ来ないワケだ。

 まあ、なにはともあれ、無事にバスに乗り、予約していた宿に到着できたので、めでたしめでたし。

バス料金を踏み倒した話(笑)

 さて、思い切った話をします。見出しのとおり、僕はこのたった0.50ラリのバス料金を踏み倒しました。(笑)

 言い訳をさせてもらうとですね、ちゃんと両替もしたし、バスに乗るからと細かいお金も作ってもらっていたんです。

 ところがですね、上にも書いたように、バスが来なかったおかげでバス停で滞留してしまったお客さんたちがみんな、1:00過ぎに来たバスに乗ったもんだから、結構ぎゅうぎゅうの満員状態だったのです。

 トビリシのバスは、料金を運転手さんに支払うのではなく、バスの真ん中のドアを入った正面あたりにある料金収受機に自分で投入するか、チャージしてあるメトロカード(ICカード)を車内にある読み取り機にタッチするかです。このとき僕はまだメトロカードをゲットしていなかったので、現金で払うしかなかったのですが…

 僕はバスの前の扉からしか乗車できなくて、続いて乗車してくるお客さんにもまれながら、バスの前と真ん中のドアのちょうど中間地点あたりに押し込まれたわけです。スーツケースを引っ張り、背中にはバックパックを背負っており、身動きが取れなくなってしまったのです。

 「あー、お金払わなきゃなー」と思いつつ、バスは日本の路線バスでは考えられないようなスピードと急ブレーキでどんどん進み、予め胸ポッケに入れておいたがために取り出すことのできたiPhoneでGoogle Mapを見ていると、目的のバス停が近づいてきます。(ちなみに言うと、降りたかったバス停を1コ通り過ぎたんですけどね)

 いよいよ降りるべきバス停が来てしまったので、仕方なく黙って降りてしまったのです。何か言われるかなーとも思ったのですが、バスは僕を降ろすとさっさとドアを閉めて走り去って行ったので、どうにか…(笑)

 ちなみにですね、もっと言い訳をさせてもらうと、踏み倒したのは僕だけではなかったんです!空港から一緒にバスに乗った若い大学生くらいの男女数人組も途中で降りて行ったんですけど、彼らも僕と同様に、バスの前の扉から乗って、ずっと僕の後ろにいて、で、僕よりもいくつか前のバス停で、前の扉から降りて行ったので、彼らも払っていません!(偉そうに言うことではない)

 なのでどうかご勘弁を!そしてみなさんは真似しないようにしてくださいね!みつかると大変なことになるらしいです。(そりゃそうだ)

おまとめさん

 以上、トビリシ国際空港から市街地までの交通手段を書きました。簡単にまとめると、

  • トビリシ国際空港からの交通手段はバス、タクシー、電車の3種類
  • バスは安くて本数も充実、しかも24時間運行
  • 市街地へは37番のバス
  • 料金は0.50ラリ
  • 料金の支払いは現金を料金収受機に投入するかメトロカードをタッチ

といったところでしょうか。

 僕の訪れた日の、僕の乗ろうとしていたバスがたまたまイレギュラーだっただけで、普段はきっとちゃんと運行されていると思いますので、みなさんも、安く市街地に出ようとするならばバスを試してみてくださいね!あと、タクシーの客引きにはくれぐれもご用心を!

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