海外旅行

【ブハラの鉄道チケット販売所】鉄道のチケットを買い間違えていたのでブハラで買い直した話

2021年4月21日

 こんにちは、ぷんたろうです。今回はウズベキスタン旅行中の最大のミス、鉄道チケットの買い間違いをした話をしていきたいと思います(笑)

 まあでも、おかげでブログの記事のネタがひとつ増えたし、ブハラへの旅を検討されている読者さんの参考資料のひとつにもなり得るかなと思いますので、元気に書いていきたいと思います。

 なお、ですね、買い間違いのエピソードから書いていくので、「そんなもん読んでられるか!」という方は、目次で適宜スッ飛ばしてくださいね!

(※2020年2月の情報です)

鉄道のチケットを買い間違っていた

 そうなんです、買い間違えていたんです、鉄道のチケットを。サマルカンドに向けてブハラを出発する朝に気付いたのです。気付いてよかったけど。

 どう間違えたかというと、日付を1日間違って買っていたのです。ブハラを発つ日の1日前の日付のチケットを買ってしまっていたのです。

 僕は鉄道のチケットを、ウズベキスタンに到着した初日、空港に降り立ったその足で買いに行きました。当初の予定では…

ウズベキスタンの首都、タシケント国際空港に到着する

両替してSIMカードをゲットする

タクシーをゲットして駅に行く

iCloudに保存していた予定メモをチケットブースで見せて鉄道チケットを買う

という算段だったのですが、これが最初から崩れたんですね。

 まず、空港に降り立って入国審査を抜けたら、そこはいきなり建物の外、タクシー運転手のお出迎えの嵐だったんです。そしてそう、案の定捕まったんですよ、タクシーの運転手のひとりに。(捕まったときのお話はこちら)

 まあ、タクシー運転手につかまっても、僕がもっと強く出て、予定を崩されぬようにできれば良かったのですが、タクシー運転手に負けちゃったんですね。何せロシア語なんかもちろん話せないし、英語だって充分とは言えずですから。

 で、まずどうにか両替は空港でさせてもらえたんですよ、日本円しか持ってない!って言ったから。これじゃタクシーの運賃を払えないので、そこは仕方ないと思ってくれたのでしょう。

 しかしその後、SIMを買いたいんだと言えども、「大丈夫だ、宿泊先に向かう途中で買おう」と、やたらと早く空港から出ようとするんですよ。まあ白タクシーだからなのかな?よく分からなかったけど、とにかく早く空港を出ようとするんです。

 んで、渋々了承してタクシーに乗り、街中を走ってSIMカードが売っていそうな携帯電話ショップに何軒か当たってくれたのですが、どこもすでに閉店。そりゃそうですよ、入国審査を抜けられたのが、すでに夜の10時ごろだったのですから。

 で、そこで空港に戻って、空港のSIMカード販売所に向かってくれればよかったのですが、じゃあ先に駅に行ってチケット買っちゃえよと。

 で、駅に来てチケットブースへ。まあ、iCloudに予定をメモったデータを保存していたもんですから、SIMカードを買えていない僕は通信できないのでそのメモを開くことはできず。

 で、めちゃめちゃ焦って、どうにか記憶と、奇跡的に手書きで残してあったメモを頼りに予定を伝え、チケットを購入したのでした。しかしやっぱり、iCloudにメモったデータを保存したから大丈夫だろうと思って、曖昧に予定を記憶していたので、ここでミスったんですよね。しかもウズベキスタンに到着した直後。日付感覚がまだフワッとしていたものですから。

 とまあ、長くなりましたが、このような段階を踏んで、晴れてめでたくチケットを間違って購入したわけです。しかし、早めに気付いて良かったです。ホントあの日の朝、ふとチケットを確認してよかったなーと。確認していなかったら、駅でマジで焦るところでした。しかもまだ宿のベッドの上いたので、間違いが発覚した後、宿のスタッフのお姉ちゃんに、チケットを間違って買っちゃったんだけど、どこかで新しいの買えるかな?とか聞けたので。よかったー。

 まあそのままブハラの駅まで行って、「あ、間違って買っちゃってるーえへへー、新しいのここで買える?」と駅員さんに聞いても良かったのかもしれませんが、心配性の僕にはそれはできなかったんですよね〜やっぱり整った状態で駅に向かいたかったので。

ブハラの鉄道チケット販売所の場所

 というわけで、ここからは、ブハラの街で鉄道チケットを手に入れられる場所を紹介していこうと思います。探せば他にもたくさんあるのかもしれませんが、でも、現地に住む宿のお姉ちゃんに聞いて教えてもらった場所がここなので、もしかしたら街中ではここにしかないのかも。わからんです。

 さて、そのチケット販売所ですが、ブハラの新市街にあります。具体的な場所は下のGoogle Mapを参考にされてください。チケット販売所としてはGoogle Mapに掲載されていないので、道路を挟んで向かい側にあるレストラン「Sezam」を目的地に設定して行くとよいです。僕も宿のお姉ちゃんに、「このレストランを目的地に設定して行きなよ、でも道路挟んで反対側だからね」と教えてもらいました。

 世界遺産の旧市街からだと、みなさんのペースにもよるかと思いますが、概ね歩いて30〜40分くらいかかります。下に貼ったマップは旧市街にあるナディール・ディヴァンベギ・メドレセ(ラビ・ハウズ付近)を仮の出発地として設定しています。歩いて30分だと結構かかるなーという感じではありますが、旧市街からひたすら東に進むだけなので道は単純だし、歩道は広いし、ヨーロッパとかにありがちな石畳ではなく、きれいに舗装されて整っているので、歩きにくいことはありません。ただ、車の交通量は結構ありますので、信号を渡る時はちと怖いかな。(止まってくれるけどね)

 チケット販売所の建物の外観はこんな感じです。集合住宅の1階に入居しています。下の写真の中央やや左の「TEMIR YO'L KASSA LARI」と書かれた看板の下のガラス扉を入った部屋が、チケット販売所です。「AVIA」の字も書かれているので、航空券も買えそうですね。電車や飛行機の写真の看板もデカデカと出ているので、迷わないかなと。

ブハラの鉄道チケット販売所の外観

 ちなみに、目的地に設定したレストラン「Sezam」はこんな感じに道路を挟んで向かい側です。下の写真の中央やや右、ショベルカーの向こう、木の影に隠れてにコソっと見える黒っぽい看板が「Sezam」の看板です。

 今、ここに写真を貼りながら思ったんですが、これらの集合住宅の色使い、なんか好きです僕。旧ソ連の時代に建てられたthe共産主義みたいな地味で飾り気のない建物だったのでしょうけど、外壁の塗装をし直したりしたのでしょうか、なんか明るい雰囲気になっていますよね。この淡い黄色とか緑の色使い好きだわー。(どうでもいい)

レストラン「Sezam」の外観

チケット販売所の窓口の様子

 見出しを設けて書くほどの内容でもないのですが、簡単に中の様子を書いておくと、新型コロナ流行前にもかかわらず既にアクリル板で仕切られたブースが4つか5つほどあって(新型コロナ対策用じゃねーよ!笑)、窓口にはおじちゃんまたはおばちゃんがいます。お兄さんお姉さんではなかった。

 やっぱり外国の窓口なので向こうの方が強気ですが、話はきちんと聞いてくれます。僕の対応をしてくれたおじちゃんは英語も喋ってくれる人でした。

 なお、日本で窓口を待つ時みたいに、呼ばれるまで待ってると一向に自分の番は回ってきません。多少の図々しさも発揮していかないと、どんどん横入りされます。でも、横入りされるけど、こちらが同じような振る舞いをしたって、きっと怒られたりはしません。そういう文化なのでしょうから、現地の人々にとってはそれが当たり前。僕ら日本人が遠慮しすぎ、考えすぎなだけだと思います。

チケットの変更?買い直し?

 記事のタイトルにも書いたように、結果からいうとチケットは新しく買い直したのですが、まあ当たり前といっちゃ当たり前か。

 一応わずかな可能性を信じて、「昨日の日付のチケットを間違って買っちゃったんだけど、変更できる?」とは聞いてみました。しかし「昨日の列車だろ?もう過ぎた列車だから無理だよ」と言われてしまいました。というわけで新しいチケットを購入しました。間違って買ってしまったブハラ→サマルカンドのチケットはおよそ63,000スム(当時)、ウズベキスタンの通貨スムで表されるとケタが大きい分すごく大金を無駄にした気になるものの、実は日本円で700円もしない程度の値段ですので、まあいいかと思えます。

 ちなみに、ウズベキスタン国営鉄道のサイトで、購入こそできない(ウズベキスタンで発行されたクレジットカードが必要ゆえ。こちらも参照くださいませ)ものの、チケットの値段を調べることはできるので、僕はそのスマホ画面をブースで見ながらチケットを買っていたのですが、値段がどうもえらい違うなと思ったんですね。で、聞いてみたら、サイトに表示される値段は、手数料(commission)が含まれていない純粋な運賃だからだ、と教えてもらいました。(ちなみにcommissionという英単語もここで初めて知りました。勉強になったなぁ)

まとめます

 以上、僕のしょうもない鉄道チケット買い間違いエピソードと、ブハラの鉄道チケット販売所のお話でした。まとめると、

  • タシケント国際空港ではタクシーの運転手に気をつけろ、ペースを乱されるな
  • ブハラの鉄道チケット販売所は旧市街から歩いて30分〜40分
  • Google Map上の目印は道路挟んで向かいのレストラン「Sezam」
  • チケット販売所は「TEMIR YO'L KASSALARI」
  • 航空券(AVIA KASSA)もこのチケット販売所で買えるかも
  • 当然だが、日付の過ぎたチケットの変更は不可、買い直しが必要
  • ブースでは英語でも対応してくれる
  • ブースでは多少の図々しさを発揮しないと一生チケットを買えない

といったところですかね。

 もし、僕のようにチケットを買い間違えてしまっていたり、もしくは旅の途中で予定を変更したくなって事前に買ったチケットの予約を変更したりしたいなんていう方がいれば、多少は参考になるのではないかなと思います。ぜひぜひ!

 では、次の記事でお会いしましょう!

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