こんにちは、ぷんたろうです。7月に入りましたね。2020年も半分過ぎたということで時の早さに驚愕されている方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに、アルメニアの首都エレバンで僕が泊まったすてきなホステル、使ったSIMカード、そしてちょろっと観光スポットをご紹介します。
おすすめの宿「Hostel Bivouac」
僕がエレバンで泊まったのは、自由広場から程近いHostel Bivouac(ホステルビバーク)というホステルです。ジョージアからアルメニアに来た日から1泊だけ。オレンジ色の文字の看板がおしゃれです。
場所はここ!
2018年12月に1泊だけでしたが、朝食付きで5,000ドラム、日本円で約1,200円でした。
おすすめの理由は、
- キレイだった
- ベッドでのプライバシーと電源が確保されていた
- Wi-Fi無料
- 宿泊客がたまたま少なかったからか、静かで落ち着けた
- キッチンも衛生的で朝食もおいしい
- ベッド下のロッカーが大きい
- (吸わないけど)喫煙所がちゃんとあった
- スタッフのお兄さんお姉さんがとてつもなく親切だった(好きになっちゃうくらい)
- クレジットカード払いOKだった
- 近くに24時間営業のスーパーマーケット「SAS」があった
などなどです。まあどれもだいたい当たり前っちゃ当たり前なのですが、意外に助かったのはクレジットカード払いが可能だったところです。日本円で1,200円くらいなら現金で払えよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、僕はこのときまだエレバンに入った直後だったため、満足なアルメニアドラムの現金を用意できていなかったので、クレジットカードで払いたかったのです。ほんと助かりました。
ベッドにはカーテンが付いていて、壁にはコンセントとランプ、小物が置ける棚もついていました。また2段ベッドの下には大きめの引き出しがデカい南京錠付きで備わっていて、僕は30リッターのバックパックと機内持ち込み可能なくらいのサイズのスーツケースを持っていましたが、どちらもそのまま入りました。
部屋にはバスルームがついていましたが、僕の部屋には僕以外みんな女の子。普通にバスルームに下着など洗濯物を干していたので使うのは控えました。でもリビングルームの横にも共用のシャワールームとトイレがありましたので不自由はなかったです。(部屋に女の子たちがいたので部屋の写真を撮るのも控えました)
キッチンには冷蔵庫と洗濯機がありました。洗濯機は追加料金が必要なようでした。リビングルームも好きでしたね。
朝食もなんだかきれいに可愛い感じで用意されていて…うふふ。どうでもいいですけど、こういうところで朝に食べるシリアルが好きなんですよね。普段家で食べないからなお良い(笑)。
スタッフの人たちも大変親切でフレンドリーでした。チェックアウト後の荷物預かりも快く引き受けてくれたし、ゲガルド修道院への行き方も親切に教えてくれたし、何より、後に困ることになる僕を助けてくれた女性スタッフが本当にもう…好き(単純)。でも今となっては記憶も薄れ顔もぼやけている(笑)。
という感じで、僕はこのホステルが気に入りました。しかし残念なことに、当時はBooking.comで予約ができたのですが、これを執筆している2020年7月現在はBooking.comでは予約できなくなっていました。なので興味を持った方は"Hostel Bivouac"で検索して、ホステルのサイトに直でどうぞ。ちなみに、同じ名前のホステルがボリビアのラパスにもあるようなので、間違わないようにお気をつけ遊ばせ。
VIVA CELLのSIMカード
アルメニア滞在が1泊2日ということもあって、SIMを買うか一瞬悩んだのですが、翌日ゲガルド修道院に行くのに通信環境なしでは厳しいなと思ったので買うことにしました。ジョージアのトビリシからエレバンまで一緒にタクシーに乗って来た日本人の方に教えてもらったVIVA CELLを買いました。
お店の場所はここ!
お店に入って番号札を取って呼ばれるのを待ちます。呼ばれてカウンターに座ると、親切なおばちゃんが対応してくれました。
「何日間滞在するの?」と聞かれて「今日と明日だけだよ」と答えると笑われてしまいました。なんでも、最低でも30日間のSIMしかないそうで。2日間しか使わないのに30日間分のSIMを買うのはもったいないわよ〜的な笑いだったんでしょうけど、ないなら仕方ありません。僕は2,800ドラム(日本円で630円くらい)、30日間、データ通信5GB、通話可能な「Y tariff plan」というSIMをゲットしました。クレジットカード払いOKでした。
僕は郊外のゲガルド修道院へ出かけるつもりだったのでSIMを買いましたが、エレバンの中心地を散策するだけという方は、至る所で無料のWi-Fiが飛んでいたので、SIMを買わなくても過ごせるかもしれません。ご参考まで〜。
落ち着ける場所「カスカード」
エレバンでたぶん一番有名なスポットなのではなかろうか、カスカード。高さ118メートルの572段の階段があなたを迎えます。旧ソ連時代に建設が始まったものの途中で財政難により完成しないまま今に至っている建物らしい(何かで読んだ)です。階段の頂上に上がると建設途中である様子がよく分かります。
頂上からは街を一望できボーッとできるので、個人的には好きな場所でした。好きだから2回、エレバンに到着したその日と、翌日エレバンを発つ前に来たのですが、どちらも暗い時間に来たので、もっぱら暗い写真しかありません。明るい時間に天気が良ければ、ノアの方舟がたどり着いたとも言われているアララト山も見えるようです。
カスカード正面の左下にあるドアを入るとそこは入場無料の美術館になっていて、エスカレーターもあるので、頂上まで美術品を眺めながらこのエスカレーターで上がることもできます。美術館は8:00-20:00で開館しています。
そして頂上で地元の高校生くらいの少年らに絡まれ、写真を撮ってくれと頼まれました。みんな写真に写るとき笑わないんですよね。代わりにキメ顔。CDのジャケットみたいななかなかいい感じの写真だけど、勝手にはアップできないから載せないことにします。
さて、頂上から下ってくると、カスカードの下の広場にも美術品が展示されていて、スッポンポンの兵隊さんとか、よくある「I ♡ 〇〇」系のオブジェもありました。アルメニアは芸術に力を入れているようで、街中いろんなところにオブジェがあるようです。
カスカードはこんな感じです。カップルがいちゃついていたり、独り身の僕がボーッとしていたり、子供たちの遊び場や通学路になっていたりと、穏やかな場所でした。
その他の観光スポットの写真を貼るコーナー
ここからはただただ散策中に撮影した写真を貼り付けます。興味があったらご覧くださいませ〜。
まずはオペラ座です。鑑賞はしなかったけどね。市民のご自慢のシアターだそう。
続いては自由広場周辺です。ウインターシーズンだったのでアイススケートリンクが設営されていました。街の至る所にはクリスマスだからか、イルミネーションが設えられていて、とてもきらびやかで賑わっている印象でした。
次は共和国広場です。アルメニアに着いた日の夜です。巨大なクリスマスツリーが輝いていてとてもきれいでした。トビリシから一緒にタクシーで来た日本人の方とはここでお別れ。彼は泊まることなくアルメニアを通過する形で先に日本に帰国されました。
こちらは翌日の共和国広場、ゲガルド修道院から戻って来たあとに撮りました。
続いては、共和国広場の北から自由広場に向かって伸びる北大通り。ほくだいどおりではなく、きたおおどおりです。僕もパッと見、「え?北大?北海道大学?」となりました(笑)。この北大通りは歩行者専用道路になっているので歩きやすく、出店もたくさん出ていて、雰囲気がとても好きでした。地下にはショッピングモールがあって、有料ながらきれいなおトイレもありました。
こちらは聖グレゴリー大聖堂。ものすごく大きな聖堂でした。中に入ることもできますが、写真は控えた方が良さそうでした。とても荘厳な雰囲気でした。
そして最後は、聖グレゴリー大聖堂の前に立つ、ハンバーガーショップ。ハンバーガーとポテトはまあ許せる味でしたが、一緒に頼んだシルレモネードがくっそ不味かった(笑)。そして屋根に乗っかっているのは美術品ではありません(笑)。
ハンバーガーとポテトは不味くはないが、さりとて美味しいわけでもなかった。ファストフード店だけどお会計はテーブルで。
そして問題のシルレモネード。レモネードというけどレモンの味がするわけではなく、炭酸飲料全般をレモネードと言ったりするらしい。そして緑色だけどメロンソーダなわけでもなく、強いて言えばキュウリ味の炭酸ジュースだったような気がする。不味い(笑)。調べたらタラゴンというハーブを使った飲料らしい。タラゴンなんて聞いたことない!
おまとめさん
以上、エレバンで泊まった宿、SIM、観光スポットについてご紹介して来ました。みなさんの参考になれば嬉しいです。
エレバンに滞在して思ったのは、街がとてもきれいで人は穏やかで優しいということです。街は建物がほとんどヨーロッパ調だからきれいというのもあるのですが、ゴミもあまり落ちていなかったように思いました。人々が穏やかなのも車のクラクションを聞く機会の少なさに現れていますし、夜出歩いていても怖い思いをしなかったです。親切な人が本当に多くて、ホステルのスタッフもそうですし、北大通りで立ち寄ったコーヒースタンドのお姉さん、カスカードで出会した少年たち、携帯電話ショップの受付のおばちゃん、旧ソ連系の人たちはあまり笑わないと勝手に思っていたのですが、みんな笑顔でフレンドリーに接してくれて、本当に気持ちがよかった。そしてWi-Fiがたくさん飛んでいるので観光客フレンドリーな街です。これを書きながらいつかまた行きたいななんて思っています。
アルメニア、おすすめです!