国内旅行

【立山アルペンルート】「雪の大谷」までの行き方(富山県側からのアクセス方法)

2019年6月13日

 こんにちは、ぷんたろうです。

 軽トラキャンピングカー(現在はDIYしたハイエース)で日本一周中のカップルYouTuberさんのチャンネルにアップされていた「雪の大谷」の動画を見て、僕も行ってみたくなってしまい、行ってきました。ということで以前「雪の大谷」に行ってきましたという記事を書きましたが、今回の記事では、そこに行くまでの乗り物をご紹介したいと思います。(この記事を書くまでにだいぶ間が空いてしまったので、もう間も無く2019年の雪の大谷のシーズンは終わりそうですが、「来年行きたいな」なんていう方の参考になればと思います。)

前回の記事はこちら↓↓↓

どうやって行くの?

 まず、「雪の大谷に行きたい」とは思ったものの、行き方が全くわからなかったので、ネットで調べるところから始めました。

 調べてみると、第一の目的地である「雪の大谷」は、立山黒部貫光株式会社が運営する「立山黒部アルペンルート」と呼ばれる、北アルプスの山岳観光ルート上の「室堂駅」というところまで行く必要がありました。

 そしてここにたどり着くためには、「立山駅」からケーブルカーとバスを乗り継ぐことがわかりました。

 これらケーブルカーとバスのチケットは、立山黒部アルペンルートのサイトで予約・購入することもできますし、立山駅の窓口で直接購入することもできたようです。

立山黒部アルペンルートのサイトはこちら(外部リンク)

 僕はいろいろと調べるついでにネットで予約・購入していきました。詳しい予約条件や料金は、立山黒部アルペンルートのオフィシャルサイトをご覧になられるのが確実と思いますので、ここでは割愛します。

 ちなみにこの「立山黒部アルペンルート」は、黒部ダムを通って、長野県の扇沢というところまで通じています。せっかく行くのならば、ということで僕は、黒部ダムのある「黒部湖駅」までの往復券を予約・購入しました。(長野県の扇沢から黒部ダムまでは以前行ったことがあったので今回は富山県側から黒部ダムまでの旅にしました。)

 乗車券はいろいろな買い方ができるようですが、僕がここでいろいろ勝手に書くと誤解があるかもしれませんので、詳しくはオフィシャルサイトへお願いします。

乗車券を受け取る

 さて、予約・購入した券は、当日、立山駅の専用窓口で受け取ります。専用窓口は立山駅の入り口脇、「きっぷうりば」と書かれたブースです。下の写真だと、右端の部分ですね。

立山駅

 受け取った券はこちら。

観光ガイドと乗車券

 この乗車券1枚で、立山駅から美女平駅までのケーブルカー、美女平駅から室堂駅までのバス、室堂駅から大観峰駅までのトロリーバス、大観峰駅から黒部平駅までのロープウェイ、黒部平駅から黒部湖駅(黒部ダム)までのケーブルカーに往復乗車できます。

 立山駅から乗車する最初のケーブルカーだけは、予約の段階で時間を選びます。僕はたまたま1人分空いていた9:20発を選びました。この乗車時間の30分くらい前には窓口に乗車券を受け取りに来てくださいとのことです。

 乗車券を受け取ったら乗り遅れないように改札に向かいましょう。改札は出発の5分前に始まります。僕のような個人で乗車する場合は、左端の個人客レーンに並んで改札が始まるのを待ちます。

立山駅の改札口

 (この先の乗り物は全て、上の写真のような改札が設けられていて、出発の5分前に改札が始まり乗り場に通されます。定員いっぱいになってしまったら、次の便まで待つことになりますが、長くても20分程度の待ち時間なので、気長に待ちましょう。)

ケーブルカーに乗る(立山駅-美女平駅間)

 改札が行われたら、いよいよケーブルカーに乗車です。山の斜面に合わせて車内が階段状になっているケーブルカーは乗りやすくていいですね。香港のビクトリアピークに登るケーブルカーなんて、普通の電車と同じように普通の箱型の車両で、踏ん張れるように気持ちばかりのクボミが床にあるだけでしたから…でもあれはあれでスリルがあっていいと思います(笑)。

美女平駅までのケーブルカー

 立山駅からのケーブルカーはおよそ7分で美女平駅に到着します。美女平駅から先のバス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカー(黒部平駅-黒部湖駅間)の乗車時間は自由なので、ご自身の観光ペースで乗ることができます。

バスに乗る(美女平駅-室堂駅間)

 バスはこんな感じ。わかりづらい写真ですみません、進む列の中、歩きながら撮ったのでこんな写真しか撮れませんでした。バスは普通の観光バスタイプのバスで、山道を行くのでさすがに立ち席はなく、全員着席できます。

美女平駅から室堂駅までのバス

 途中「称名滝(しょうみょうだき)」といって、和歌山県の那智の滝と並んで落差133mの日本一の滝が眺められるスポットがあるのですが、ここで徐行してくれました。下の写真の中央やや右に白く流れているのが称名滝です。

称名滝

トロリーバスに乗る(室堂駅-大観峰駅間)

 こちらは室堂駅から大観峰駅までのトロリーバスです。以前は長野側の扇沢駅から黒部ダム駅までの間にも、関西電力が運行するトロリーバスが走っていましたが、2018年11月30日をもって廃止され、普通のバスによる運行に切り替わったので、現在日本でトロリーバスに乗れるのはここだけです。(こちらのトロリーバスは立山黒部貫光が運行しています。)トロリーバスと呼ぶしバスの形をしていますが、鉄道扱いの乗り物です。運転免許も大型自動車2種免許に加え、鉄道を運転するための「動力車操縦者運転免許証」も必要だそうですよ。

電気で走るトロリーバス
トロリーバスはバスだけど鉄道扱い

ロープウェイに乗る(大観峰駅-黒部平駅間)

 こちらが大観峰駅から黒部平駅までのロープウェイです。途中に支柱が1本もない珍しいロープウェイだそうです。ロープウェイの向こうに見えているのが、黒部ダムが黒部川を堰き止めてできている黒部湖です。

大観峰駅から臨む黒部湖とロープウェイ

2つめのケーブルカーに乗る(黒部平駅-黒部湖駅間)

 こちらは黒部平駅から黒部湖駅までのケーブルカー。こちらも、全区間トンネルを走る特徴的なケーブルカーだそうです。

2回目のケーブルカー

 そして黒部ダムに到着。

黒部ダムに到着
観測台から見る黒部ダム

まとめ

 さあ、記事内での長旅お疲れ様でした!立山黒部アルペンルートに行く際のまとめというか要点ですが、

  • 切符はネットで事前予約して駅で受け取るのが確実
  • 当日券も購入できる
  • ケーブルカーやバス、日本唯一のトロリーバスに乗れて、乗り物好きには楽しい

 といったところでしょうか。今回の記事では富山県の立山駅から雪の大谷に向かう行き方を解説しましたが、長野県の扇沢駅から行くルートもありますので、お住まいの地域からのアクセスのしやすさによって、ルートを選んでみてくださいね。

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