海外旅行

【楽天モバイル】楽天モバイルをシンガポールで使ってみたぜ

2023年10月25日

どうもこんにちは、ぷんたろうです。ちょっと気を抜くと平気で3ヶ月とか記事を書かない期間ができてしまいますが、やっと重い腰を上げて、5月に行ったシンガポールのことを書こうと思うようになりましたので、今更ながら書いております。へへ。

さて、そんな今回は、僕が普段ホームルーターに入れてWi-Fi回線として使っている楽天モバイルのSIMカードを海外に持ち出して使ってみたときのことを書いていきます。「あ、これちょっと便利かも。」と思ったのと、なんとなんと、ようやく、日本国内で2024年6月27日からプラチナバンド帯でのサービスも開始され、鉄筋コンクリートの建物の中など、これまで楽天モバイルの電波の届きにくかった場所でも電波が届きやすくなり、通信の安定性がどんどん増していくみたいなので、海外にもそのままスマホを持ち出して、現地でもSIMを買わずにストレスフリーに旅をしてみたいという皆さんもよかったら使ってみてね。

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海外データローミングの対応プラン

プランも何も、スマホ用のプランは「Rakuten最強プラン」しかないので、これ一択です。笑

でもこれを契約すれば、問答無用で海外データローミングもできちゃうということです。

で、しかも、毎月必ず海外2GBの海外データローミング枠が無料でついてきます。ステキ。

料金体系が安くてシンプル

ぶっちゃけた話、ドコモ系のahamoやau系のpovoでも海外ローミングはできますし対応している国・地域も楽天モバイルより多かったりしますが、楽天モバイルの海外データローミングのちょっといいところは…

  • 海外データ通信容量の追加購入がちょっと安い
  • 料金体系がシンプルで分かりやすい
  • 追加購入さえすれば引き続き高速データ通信が可能

という点かなと思います。

容量の追加購入についてはpovoとの比較ですが、povoは利用する地域やトッピング種別、容量ごとに細かく料金や利用期限が設定されていて、なおかつ楽天モバイルよりも全体的に1GBあたりの金額が数百円高いです。

一方の楽天モバイルは、まず毎月2GBの海外ローミング枠が勝手についてきます。その海外2GBの容量を使い切ってしまっても1GBあたり500円で利用期限は購入日を含め一律31日間と、安くてシンプルです。

続いてahamoとの比較ですが、ahamoは月額税込2,970円の20GBで、この20GBのデータ通信容量を国内外問わず使えるという分かりやすい料金体系である一方、20GBを超えてしまった場合には通信速度が1Mbpsに制限されてしまうという欠点があります。また、20GBを超えていなくても、最初に海外でデータローミングを行なった日から15日を経過すると、帰国して日本国内でデータ通信するまでは通信速度が128kbpsまで落とされてしまうようです。

楽天モバイルも、利用期限31日間という縛りはあるものの、それまでは速度制限がかからずに使うことができます。通信容量を超過してしまった場合は確かに速度制限がかかり、やはり128kbpsまで落とされてしまいますが、追加購入すればこれはすぐに解消されます。

海外71か国・地域で利用できる

楽天モバイル公式サイトによると、2023年10月10日現在で、71か国・地域で利用可能なようです。下に代表例を書いておきますが、詳細は楽天モバイルの公式サイトへどうぞ。

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<北米>

  • アメリカ(ハワイ、グアムを含む)
  • カナダ

<ヨーロッパ>

  • イギリス
  • フランス
  • ドイツ
  • スペイン
  • イタリア
  • ノルウェー
  • スェーデン
  • フィンランド
  • ハンガリー
  • ポルトガル

などなど

<アジア>

  • 韓国
  • 中国
  • 香港
  • 台湾
  • マレーシア
  • シンガポール
  • インドネシア
  • フィリピン
  • タイ
  • ベトナム

などなど

<オセアニア>

  • オーストラリア
  • ニュージーランド

我々日本人にとってのメジャーな旅行先の国々はたいだいカバーされている印象ですね。

着陸した瞬間から使えるのが便利

これについては楽天モバイルに限った話ではなく、ahamoやpovoでも言える話ですが、僕が一番便利だなと感じたのは、SIMカードを入れ替えることもなく、飛行機が着陸した瞬間から現地で通信ができることです。

今までは、空港に降り立って入国手続きをとってから、SIMカードを売っているお店を探して苦手な英語でやりとりしてやっとこさSIMカードをゲットして、設定してやっと通信できる、という感じだったのが、

「みなさま〜ただいま○○空港に着陸いたしました〜、これより全ての電子機器をお使いいただけます〜」って機内アナウンスが入ったらすぐにスマホの機内モードを解除して、もう通信できるのがいいなと思ったんです。

地味にSIMカードを売っているお店を探したり、それまでの間は空港のフリーWi-Fiにつないで…ってやるのって、ほんの些細なことなんだけど地味に面倒だったりしますからね。

設定は2つだけ

海外に行ってそのまま使えると言えども、少し設定は必要ですが、2つだけです。

設定ひとつめとしては、日本にいる間にmy楽天モバイルのアプリ(ウェブも可)から海外ローミングの設定をONにします。下のスクショの通り、アプリを開いて「契約プラン」をタップして「海外ローミング」のスイッチをスライドさせて紺色にします。

もうひとつは、現地について機内モードを解除したら、スマホの設定でローミングをONにする設定です。iPhoneの場合は下のスクショの通り「設定」アプリ→「モバイル通信」→「通信のオプション」と進んで、「データローミング」のスイッチをスライドさせてグリーンにします。

この2つだけです。これで、スマホの画面上に、"Rakuten"か現地の通信事業者の名前が表示されていれば、もう開通していますので、通信できます。

海外ローミング枠を使い切ってもチャージできる

上の方でも同じようなことを書いていますが、毎月無料でついてくる海外ローミング枠の2GBは使い切ってしまっても、もちろん追加料金を支払えばチャージできます。1GBあたり500円です。1GB単位でチャージでき、一度に最大で5GBまでチャージできるようですね。

使ってみた感想

5月の連休最終日から2泊4日でシンガポールを訪れたときに、初めてこの海外ローミングを利用してみたのですが、使ってみた感想としては、"日本にいるときと変わらない"です。(感覚的な話で申し訳ないんですが。でも上り下りの通信速度を書いたって、いまいちパッとしないでしょ?笑)

海外の通信事業者の回線を借りているからといって、通信速度が著しく低下するわけでもなく、GoogleマップやSNSも、普段日本で使うのと全然遜色なく使うことができました。(といっても、ぷんたろうは普段楽天モバイルをホームルーターに使っているので、"日本にいるときと変わらない"のは、スマホにつかっているOCNモバイルとの比較です。ややこしくてスマセン。)

一応ですね、夕方の一番混むであろう時間にマーライオンの前に立って通信速度を測ってみたのですが、こんなもんでした。

夕暮れ時のマーライオン

そして使用容量ですが、もうおよそ半年前の5月のことなので、自分のアカウントにログインしても履歴が消えて見れなくなってしまっていて、滞在中に具体的にどれだけ使ったかというのはわからないのですが、無料でついてくる2GBの海外ローミング枠はかなり余っていたと記憶しています。

滞在中ほとんどずっとGoogleマップを開きながら街をウロチョロしていたのですが、海外ローミング枠は存分に余っていたと思いますので、Wi-FiのないところでYouTubeをずっと見ているみたいなヘビーユーズをしなければ、1週間くらいの旅行なら持ちそうな気がします。気がするだけです。ええ。また感覚の話ですみませんけども。

まとまらないまとめ

ということで、普段は家でホームルーター用に使っている楽天モバイルのSIMカードを、海外に持ち出して使ってみたよという話をしてきました。

着陸後からすぐ通信できたり、現地に到着した後、空港や街中でSIMカード販売店を探して購入する手間もかからずすぐに街歩きを開始できたり、そもそも毎月勝手についてくる海外ローミング枠2GBの内に抑えれば、旅先で余計なお金もかからなかったりと、結構メリットがあるなと思いました。

国内においても、楽天モバイルへのプラチナバンドの割り当てが決定し、いよいよ2024年6月27日からプラチナバンドによるサービスが開されますので、これまではつながりにくいと不評だった楽天モバイルも、巻き返しを図れるのではないでしょうか。

海外旅行にも結構出かけるよって方は、一度楽天モバイルを検討されてみるのもアリかと思います!

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