こんにちは、ぷんたろうです。
今回はイシククル湖畔の街、チョルポンアタを少しだけ紹介していきます。スーパーマーケットやATMの情報も入れておきますよ。
チョルポンアタのバスターミナル
チョルポンアタのバスターミナルは、大きい通り沿いにありますが、中心街からは少し離れているように思います。
目印はこのブルーの看板。ここを入っていくと、だいたいミニバスが停まっています。チョルポンアタからビシュケクに戻るバスもここから乗ります。
僕はチョルポンアタから東、カラコルの方には行っていないので、このバスターミナルからカラコル方面に行けるかはすみません、分かりません。
スーパーマーケット・個人商店
バスターミナル前の大きい通りを東に進んでいく(バスターミナルを右手に見ながら進んでいく)と、商店がたくさん立ち並んだ中心地っぽいところに入ります。
ここには、個人商店のような小さいお店もたくさんありますが、夜遅くまで営業している大きめのスーパーマーケットもあるので便利です。
飲料からおやつからサムサから日用品までなんでも揃いますので、困ったらここに来れば間違いないと思います。
こちらは個人商店っぽいお店です。まあスーパーマーケットで事足りてしまうので、わざわざ個人商店で買い物しなくてもよさそうですが、僕は興味本意で入ってみました。
ATM
ATMはスーパーの周辺にたくさんあります。銀行の外壁に埋め込まれていたり、ATMの機械単体でおいてあったり。写真撮り忘れちゃったんですけどね。
実際に僕もクレジットカードのキャッシングで現金を入手しましたが、特段問題なく現金を引き出せました。ATMは英語表記に変更できるのでキリル文字が分からなくても安心です。ちなみに現金の引き出しは「withdraw」です。PINを入力してねって表示されたら、そのクレジットカードの暗証番号を入力してくださいね。
飲食店Cafe Nazik
僕が訪れたのが10月の終わりだったので、リゾート地であるイシククルのシーズンは完全にオフ。そのためか、Googleマップでは営業していることになっていても、実際には営業していない飲食店の方が多く、正直なところ夕食難民になりそうでした。スーパーで惣菜を買ってきてもいいのですが、それだとなんか味気ない。
そんなときに入ったのが、数軒営業していた飲食店のうち、チョルポンアタの警察署に程近いこちらのCafe Nazikでした。
若い(たぶん高校生くらいのバイトくんだろう)男の子たちが対応してくれましたが、さすがはリゾート地、英語が通じたし英語表記のメニューもあったので助かりました。
メニューは中央アジア料理のラグマンとかもありますし、サラダもありました。
マジで困ったときはここに来てみるといいかもしれません。
泊まった宿
今回泊まったのは、ゲストハウス・アクマトバイ・アタ−29という住所をそのまま名前にした宿です。チョルポンアタの警察署よりさらに道を上っていったところにある、この赤い門扉の宿です。
オーナーのおばちゃんは、とても親切で、訛りは強いけど英語も通じます。到着したら「お茶がいい?コーヒーがいい?」と飲み物も出してくれました。(コーヒーをお願いしたら、フィルターを使わなかったのか、カップの底にコーヒー豆の粉末がめっちゃ沈殿していたんですけどね笑)
宿はとても古くて、きっとソビエトの時代からある家なんだと思います。人によっちゃ少し不気味に感じてしまうかもしれません。
トイレ、シャワー、洗面所が屋外にあるので、ちょっと不便かな。シャワーはお湯も出ますが、天井に固定されたヘッドから弱々しい水圧で出てくるので、髪の長い人にはちょっと不便かなと思いました。洗面所は冷水しか出ないので、寒い季節は顔洗うのが大変そう…
安く寝られればいいよという旅慣れた人向けですね。
野外岩絵博物館
チョルポンアタの警察署前から坂道を上っていって、徒歩で25分程度で『地球の歩き方』にも紹介されている野外岩絵博物館(ペトログリフミュージアム)に行くことができます。
歩いている途中、ソ連みの強いトラックが止めてあったので思わずパシャリ。
さらに進むと馬が放し飼いにされていたり。キルギスではこういう光景をよく目にしますよ。馬は走れないように足枷がつけられていましたね。
参考までに、先ほどのCafe Nazikからのルートを貼っておきます。Googleマップたど徒歩34分って書かれているけど、そんなにかからないんじゃないかな。(ま、人によるか)
ちなみに、僕が歩いたのは、3つ提示されているルートのうち、最もシンプルな真ん中のルートです。
大昔に岩に描かれた絵や、彫刻された岩を見ることができ、真剣に見て回ろうと思えば3、4時間かかるという、実はかなり広大な博物館です。JICAの協力も受けているみたいです。
10月というオフシーズンでしたが、Googleマップに掲載された時間通りに開館していました。
入場料は1人80スムです。門を入ると事務所みたいな小屋があって、陽気なおっちゃんがいるのでそこで払いましょう。
おっちゃんに「どこから来た?カレア(コリア)?」と聞かれたので「ヤポンだよ」と言ったら「おぉ〜ヤポ〜ン!ジャパーン!JICA!JICA!」と嬉しそうにしてくれました。
岩絵は、正直あまり期待していなかったんですけどね、見てみると思いの外しっかり鮮明に絵が残っているし、絵の近くには英語の説明看板もあるので、英語を読むのが苦じゃなければまあまあ楽しめますよ。(上目線)
ちなみに、おトイレもオープンエアでしたので、気にする方は事前に宿で済ませておきましょう。
イシククル湖
イシククル湖を望めるビーチはたくさんあるのですが、プライベートビーチなのか公共のビーチなのか正直よく分からないところもあって、あまり「ここに行け!」と強く紹介できないのはヤマヤマなのですが、たぶん僕が行ったここは公共のビーチなので入っても大丈夫かなと。バスターミナルからのルート案内を貼りますね。
ただ、ちょっと遠いんですよね。メインストリートから一直線に伸びる道を下ってきて、公園の裏の狭い路地を入っていったところにあって。バスターミナルからだと、徒歩でざっと30分くらいはかかるのかなと。
ビーチの周辺には、夏のハイシーズンになるとたくさんの人が訪れるであろう高級そうなリゾートホテルチックな建物がたくさんありますが、夜はマジで誰もいないし、真っ暗だし野犬も出そうなので、あまりおすすめしません。(ってことは夜に行ってるんですよね僕)
このビーチからは南東方面にイシククル湖を望むことができ、シーズンには湖の向こうに天山山脈も望むことができると思います。あとで聞いた話、天山山脈が綺麗に見えるのは春だそう。日本だと空気が澄んでいる秋に山々がきれいに見えることが多いですが、国が違えば事情も違いますね。
もうひとつ足を運んだのは、こちら。先に紹介したビーチのちょうど反対側の湖岸ですね。こちらは砂浜でした。夕陽を望むならここがいいと思います。こちらはCafe Nazikから徒歩で10分くらいです。
まとまらないまとめ
以上、イシククル湖畔の街チョルポンアタについて紹介してきました。行ってみたくなりましたね?ね?(圧力)
さすがはリゾート地だけあって、スーパーもあるしATMもしっかり使えるし。オフシーズンの飲食店の少なさが玉に瑕といったところでしょうかね。でもオフシーズンはオフシーズンで、人がいなくて静かに湖畔に佇むことができるのはいいかもしれませんね。
ほかにも、僕が行ってないから紹介していないだけで、スーパーマーケットの近くには歴史博物館もありますので、そこへ行ってみるのもいいかもしれませんね。
みなさんの旅の参考になれば幸いです。ではまた次の記事で!