海外旅行

【ビシュケク】さくらゲストハウスと街歩きとアラ・アルチャ国立公園

こんにちは、ぷんたろうです。

今回はビシュケクで泊まった宿と街歩きの様子と、アラ・アルチャ国立公園への日帰りツアーの紹介です。

さくらゲストハウス

ビシュケクでは、日本人オーナーが営む有名なゲストハウス、「さくらゲストハウス」に泊まりました。

「さくらゲストハウスこっち」の看板
さくらゲストハウスの門構え

水回りはとてもキレイに維持されていてます。シャワールームは、廊下からドアを開けたらいきなりシャワーで、着替えを置けるような棚とかがなかったので、S字フックと袋があるといいかもしれませんよ。

シャワールーム
おトイレ

ご覧の通り、僕が泊まった部屋のベッドはすべて埋まっていました。ベッドにはカーテンがないものの、意外と気にならないものでした。寝ちゃえばこっちのもんです。みんなパソコンとかスマホとかベッドの上に放っぽって出かけたりしていましたが、それだけ治安もいいってことですね(?)

さくらゲストハウスのベッドルーム

中庭もいい雰囲気で、夏になるとここでのんびりするのも気持ちよさそうだなと思いました。

中庭を見下ろすの図
中庭に立って見るの図

キッチンは別の敷地内の建屋の外と中にあって、中のキッチンに冷蔵庫もあります。天ぷらとか唐揚げとか焼肉みたいな油の跳ねる料理は外のキッチンでやった方がいいと思います。電子レンジは中のキッチンにありますので、近くの商店でサムサとか買ってきても、温め直すことができますね。

外キッチン
中キッチン

オーナーさんには会えなかった(もしかしたら夜、中庭で佇んでた人がそうだったかもしれない)のですが、チェックインの時には高校生くらいかな?娘さんが出迎えてくれたし、チェックアウトの時には奥さんが出てきてくれて、いずれも日本語でやりとりできて、日本語で手続き出来るのってこんなに安心感が大きいんだなと改めて実感しました。

レセプション

みなさんもビシュケクにお出での際はぜひ、さくらゲストハウスへ!(案件とかではなく勝手に紹介しています。)

街歩き

こんなこと言っちゃビシュケクに大変失礼ではありますが、ぶっちゃけそんなに見るところはありません(とても失礼)。とても小ぢんまりした首都ですからね。

というか、僕のキルギス訪問の二大目的が、イシククル湖とアラ・アルチャ国立公園だったので、街歩きにそこまで重きを置いていなかったのです。とは言いつつ、宿にこもっているのは勿体ないので、少しだけ街歩きにも繰り出しましたよ。

さくらゲストハウスから程近いところに大きなモスク、イマム・サラフシ・ビシュケク・セントラル・モスクがあったので、フラッと入ってみましたが、ここはデカくてすごかったですね(小並感)。ここはトルコの支援で建設されたのだとか。

イマム・サラフシ・ビシュケク・セントラル・モスク
美しい内装
モスクに入館する際は服装にお気をつけて

あとベタなところだと勝利広場とかアラ・トー広場とかも一応行っておきました。アラ・トー広場では、衛兵さんが国旗を守っていました。

あまり広さの伝わらない勝利広場の写真
旧共産圏にありがちな労働者の像 in 勝利広場
旧共産圏にありがちな指導者(?)の像 in 勝利広場

こうやって、旧ソ連時代の名残とも見える像が、キルギスにも漏れなく建てられてはいますが、実はキルギス、中央アジア諸国では最も民主化の進んだ国として、国民は誇りをもっているそう。というのを何かで読んだけど何で読んだか全然記憶にない。

とまあ、ときには大規模な政変いわゆる革命もあって、治安が荒れていた時代もあったようですが、今は平穏を取り戻しているようです。

こちらがアラ・トー広場。奥にある白い大きな建物は国立歴史博物館。

アラ・トー広場

それからそれから、街の個人商店的なお店でおやつと飲み物を買ったりも試しましたが、意外と買い物できるもんですね。

商品をレジに出せば、電卓で値段を打って見せてくれるので、それに応じたお金を出せばいいですし、例えばレジ奥に置かれているサムサが2つ欲しいよって時には、レジのおばちゃんに「サムサ、ドヴァ、パジャールスタ」と言えば取ってくれます。

1はアジーン
2はドヴァ
3はトゥリー
パジャールスタは“お願いします”

です。

ちなみに、ロシアに留学したことのある友人に、こんなんで通じるのか聞いてみたのですが、こんなんでも充分だそうで(笑)

なので皆さんも自信を持ってパジャールスタ。(←誰やねん)

そして、YouTuberとかが必ず訪れているビシュケクの有名なバザール、オシュバザールには、チキって行きませんでした(だって地球の歩き方に「犯罪が多発」って書いてあるんだもの)

入りやすいレストラン「NAVAT」

『地球の歩き方』にも乗っていますが、NAVAT(ナバット)というレストランは観光客でも入りやすそうです。僕も行きました。

ナバットの外観

店員さんは、やはり旧ソ連圏にありがちな巻き舌イングリッシュ(僕が勝手にそう呼んでいる)で、クセは確かに強いですが英語で話してくれますし、英語メニューもあります。英語メニューはQRコードを読み取ってスマホで見るタイプだったんですが、QRコード自体の写真を撮ってくればよかったですね。そしたらみなさんも見れたのに。

と思ったら、さすが僕、QRコードは写真に撮ってこなかったですけど、QRコードでアクセスした先のURLはちゃんとメモしてありました。さすが。

ナバットのメニューはコチラ

店内は色鮮やかでエキゾチックな内装。支払いにはクレジットカードも使えます。

ナバットの店内

そして案の定中央アジアの炊き込みご飯プロフを頼むワテクシ。生野菜サラダも大丈夫だったよ。

ナバットのプロフ

ちなみにクセの強い英語ってどんなやねん?と思うかと思いますが、例えばpersonをペルソンと言ったり、fourtyをフォルティーと言ったり。rを巻き舌で発音するみたいです。僕も最初何を言ってるのか分からなかった(ただでさえ英語わかんねーのに)ですが、あぁそういうことかと分かれば、案外聞き取れるものです。

アラ・アルチャ国立公園

アラ・アルチャ国立公園へはツアーがおすすめです。『地球の歩き方」にも書かれていますが、確かに公共のバスでも国立公園の入り口までは行くことができます。ただその先、公園内を自力で歩かなければならないからです。その距離13km。んー、無理。

ってことで僕は今回、NH Tabiという、日本人の方が経営されているツアー会社に半日ツアーをお願いしました。以下のリンクからどうぞ。(案件ではなく勝手に紹介しているので、僕に紹介料は入りません。安心してアクセスしてください。)

アラ・アルチャ国立公園へのツアーはコチラ

日本人が経営している会社だけあって、日本語ガイドさんも手配してくれるし、ちゃんと事前にガイドさんの名前、ドライバーさんの名前、どんな車種、どんなナンバーの車で迎えに来てくれるのか知らせてくれるので安心ですね。

そしてツアーだと宿泊先まで迎えにきてくれるのも助かります。

僕が泊まっていたさくらゲストハウスからアラ・アルチャ国立公園へは、朝の渋滞にややハマりつつ1時間ほどで到着です。

朝の渋滞はどこの国も同じ

朝、ものすごい霧が出ていたので、絶景を拝めなかったらどうしようかと僕もガイドさんも心配していましたが、国立公園に向かって山道を走っている途中、あるところを境に、ピシャッと霧が晴れたので、ドライバーさん、ガイドさん、僕の3人、胸を撫で下ろしました。思わず途中で停まって車から降りて写真撮っちゃいましたもんね。

途中で車を停めて撮った草原とキルギス・アラ・トー山脈

ここからもう少し進むと、国立公園の入場ゲートがあります。公共のバスはここまで。自家用車やチャーターした車はここで入場料を支払ってさらに進んでアルピニストセンターまで行けます。アルピニストセンターから先は徒歩で絶景を目指します。

山歩きスタート

10月の終わりでしたが、やっぱり標高が高い(ビシュケク市街地ですでに約600mくらい、アルピニストセンターで約2,000m)ので、もうすでに雪が積もって凍ってバリバリでした。

太陽の光が眩しいけどサイコー

寒いは寒いけど、天気も良かったし歩いているので、震えるほど寒くはなかったです。ちなみにこの時の服装は、ジーパン、長袖Tシャツ、長袖ボタンダウンシャツ、その上にウルトラライトダウンベスト、その上にコロンビアのマウンテンパーカでした。機能性のインナーや股引は着用していませんでしたけど、全然OKでした。

アルピニストセンターからは遊歩道が続いていて、トレッキング客でなくても歩けるよう整備されています。途中写真を撮るのに立ち止まりつつアルピニストセンターからゆっくり歩いて30分少々で、遊歩道の終わりにたどり着きます。そしてそこの景色がこちら。『地球の歩き方』にも“上高地を大きくした”と書かれていますが、本当その通りで、スケールのデカさに圧倒されました。

雄大さが写真じゃ伝わらないのが悔しい

正直なところツアーは安くはありません。僕がお願いしたときは260USDでした。日本円にして36,000円〜37,000円くらいです。半日でこのお値段。

だけど僕個人としては払った甲斐があったなと思っています。自力じゃ辿り着けない景色でしたからね。

旅のどこに重きを置くかは人それぞれだとは思いますが、自然が好き、山が好きという方は、払う価値があるんじゃないかなと思います。

振り返り

ビシュケク、いかがでしたか?

確かに見所はそんなに多くはないのかもしれないけど、せっかく来たのだからもう少し時間を取ってもよかったかなというのも正直なところ。ビシュケクには24時間も滞在していなかったですし、ただただ街をぶらぶらと歩くだけでも、異国の地というだけで楽しめたハズですからね。これはつまり次回、乞うご期待的なやつですね。またいつか復習しに来なければ。

上にも書きましたけど、自然に触れる、山に行くのが好きという方には、ビシュケク、というかキルギス、おすすめです。ほんと、日本ではなかなか見られない脈々と続く山々がすぐそこに見えていますからね。

ぜひ、みなさんの次の旅の候補地に!

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