こんにちは、ぷんたろうです。
今回は、ストックホルム中央駅からストックホルム・アーランダ国際空港への、電車とバスを利用した行き方を写真付きで詳しく解説してみようと思います。
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電車とバスを乗り継いでいくメリットあるの？
アーランダ国際空港へはアーランダ・エクスプレスという空港特急電車もflygbussarna(読み方わからん)という空港バスも走っていますので、それらを使えば乗り換えなしで座って行けます。ラクですね。
空港バスはレインボーカラーが特徴
ストックホルム中央駅からアーランダ国際空港までは、大人片道で
- アーランダ・エクスプレスなら片道340クローネ
- 空港バスなら片道129クローネ
です。
じゃあこの記事、意味ないじゃんと思った方もいるかもしれませんが、普通の電車とバスを乗り継いでいくメリットは、観光のために購入したSLカード(公共交通機関用ICプリペイドカード)を利用でき新たな出費を回避できるというところです。(メリット弱ぇなオイ)
別の記事でこのSLカードについて紹介しているので、コチラもちらっと読んでいただけるとSLカードのことがお分かりいただけるかと思います。
SLカードの紹介はコチラ
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【ストックホルム】ストックホルム観光に便利なSLカードとSLアプリを紹介するぜ【スウェーデン】
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例えば僕のようにストックホルムには2泊3日の滞在予定で、1日目はお昼から観光を開始して3日目の朝にアーランダ国際空港に向かってストックホルムを離れるといった場合、1日目のお昼に物理カード版のSLカードの72時間券410クローネを購入・利用開始したとすると、3日目の朝は当然まだ有効時間内なので、それを使って空港に向かえば、新たにアーランダ・エクスプレスや空港バスのために新たに出費しなくて済むのです。
2泊3日で初日はお昼スタート、3日目の朝に空港に向かうなら24時間券を2回買えば事足りるじゃない？と思われるかもしれませんが、24時間券を2回買うのと72時間券を買うのとでは実は金額がまったく同じになりますので、チャージする手間のかからない72時間券の購入がオススメです。
さらに、SLカードを物理カード版ではなくアプリ版で購入すると、物理カード代50クローネも省くことができますので、より出費を抑えることができます。
このように、観光のために購入したSLカードを有効に活用しつつ、アーランダ・エクスプレスまたは空港バスのチケットを新たに購入することを回避し大幅に出費を抑えられるというのが、わざわざ電車とバスを乗り継いで手間をかけて空港へ行くメリットだと思います。ね？(強引)
41番または42番の電車でMärsta駅へ
さて、強引なメリットを読者の皆さんに強いたところで本題の、ストックホルム中央駅から電車とバスを乗り継いでアーランダ国際空港に行く方法を紹介します。
ストックホルム中央駅からは41番または42番のMärsta(メーシタ)駅行き「Commuter Rail」の電車に乗ります。『地球の歩き方』では郊外電車と表現されています。駅の看板の「Commuter Rail」の文字を頼りにホームに向かいましょう。
41番、42番の電車には、地下鉄やバスに乗るときにも使うSLカードやSLアプリが同じように使えます。
必ずしもストックホルム中央駅からじゃないとこれらの電車に乗れないというワケではなく、説明のしやすさのためにストックホルム中央駅からの乗り方を書いていますので、例えば、ストックホルム市立図書館の最寄駅であるOdenplan駅でも41番や42番の電車に乗ることができます。
Märsta駅行きの41番、42番の電車に乗れたら終点まで乗ります。所要時間は40分くらいです。
583番または579番のバスに乗る
Märsta駅に着いたら周りの人の流れに乗って駅を出ます。ストックホルム中央駅から乗ってきた電車の先頭側に駅の出口があります。
駅の出口を出たら、さらにそのまままっすぐ進むと、赤いバスがたくさん停まっているバス乗り場があります。
バス乗り場で583番の「Arlanda(アーランダ)」行きバスを見つけて乗りましょう。なるべく583番のバスに乗った方がよいです。
というのも、バス停には、同じ「Arlanda」行きの579番というバスも来るのですが、579番のバスは各駅停車のようなバスなので、空港まで20分くらいかかってしまうのです。
ところが583番のバスは、Märsta駅を出たらほぼすべての停留所をすっ飛ばしていきなり空港に向かうので、ターミナル４・５なら10分少々で、ターミナル２・３でも15分かからないくらいで行くことができます。
579番のバスと583番のバスの出発時刻の差によっては579番のバスに乗っても、それがその時もっとも早く空港に到着できるバスである場合もあると思いますが、もし出発時刻に差がないようであれば、583番のバスに乗った方が、余計なところに停まらず早く空港に着くので、「このバスであってる？」みたいなソワソワした気持ちもなく安心です。
実際に579番のバスに乗ってしまった僕が言っています！579番のバスが途中の停留所で時間調整？追い越され待ち？でしばらく停車した時は「え？何の時間？あってる？空港行くよねコレ？」と内心めっちゃソワソワビクビクしてたので、583番のバスをオススメします！
ターミナルを間違わないように降りよう
Märsta駅から乗ったバスが最初に停まるターミナルは「Sky City / Terminal 4 och 5」、続いて「Terminal 2 och 3」です。降りたいターミナルで車内のSTOPボタンを押してバスを停めてもらいましょう。
日本に向けてANAを利用する方はターミナル5でバスを降りましょう。ざっと調べた感じ、ルフトハンザやターキッシュエアラインズといったスターアライアンス系の航空会社はターミナル5だと思っておいてよさそうです。その他カタール航空やエミレーツもターミナル5のようですね。
スカンジナビア航空は国際線国内線ともにターミナル5に集約されたようです。(『地球の歩き方』にはスカンジナビア航空国際線はターミナル5、国内線はターミナル4と書かれていました。)
Sky Cityにはショップやレストラン、ホテルなどが入っているようです。
ざっと調べたところターミナル4を利用しているのはLCCのライアンエアーだけ、ターミナル3はスウェーデンのローカルな航空会社Popul Airだけのようです。
その他フィンエアーやイベリア、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス、KLMといった、日本でも馴染みのある航空会社については概ねターミナル2で発着するようです。
アーランダ国際空港は非常に大きな空港ですので、ターミナルを間違うと移動も大変そうです。一応ターミナル間は徒歩でも移動できるようですし、無料のバスも走っているようです。空港特急アーランダ・エクスプレスも、ターミナル間の移動に限ってのみ無料で利用できるようです。
が、これから飛行機に乗るぞってときにターミナルを間違えてしまうと、結構焦りますよね。そして焦ると、荷物の置き忘れとか、別の失敗も引き起こしかねないので、空港に向かう前にはアーランダ国際空港の公式ページで、ご自身が利用される航空会社のターミナルを確認しておくことをオススメします。
まとめ
以上、ストックホルム中央駅からアーランダ国際空港への、電車とバスを利用した行き方を解説してきました。
- ストックホルム中央駅から41番または42番のCommuter TrainでMärsta(メーシタ)駅へ行こう。
- Märsta駅からArlanda行きの583番または579番のバスに乗る。なるべく583番バスに乗ろう。
- ANAやスカンジナビア航空、スターアライアンス系の航空会社を利用するならターミナル5で降りよう。
- LCCのライアンエアーはターミナル4。
- その他のよく聞く航空会社はほとんどターミナル2。
まあ、空港特急アーランダ・エクスプレスや空港バスを使えば乗り換えなしで空港まで行けるので、わざわざ電車とバスを乗り継いで行く必要はないのかもしれませんが、あまり複雑でない乗り換えなので、出費を抑えたいという方や、僕みたいに謎にチャレンジ精神が働いちゃう方は利用してみるのも大いにアリなのかなと思います。
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