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【ウズベキスタン料理】名古屋にあるウズベキスタン料理のお店タバスムさんを紹介するで

こんにちは、ぷんたろうです。

先日、フラッと名古屋に出かけたときに、「そう言えば名古屋にウズベキスタン料理のお店があったな」とふと思い出し、行ってきました。

その名も

TABASSUM(タバスム)

さんです。ウズベク語で笑顔という意味だそう。

今回はそんなタバスムさんに関する記事でございます。いってみよー。

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タバスムの場所

名古屋駅から、名古屋市営地下鉄東山線の高畑方面行きに乗り、本陣駅で下車されてください。本陣駅からは歩いて10分もかからないところに、お店はあります。

ちなみに、名古屋駅から本陣駅までの運賃は大人1人210円です。

Googleマップで見ると、東山線の亀島駅という駅からも歩けそうですが、試しに歩いてみたところ、やっぱり圧倒的に本陣駅からの方が近いですし、名古屋駅から亀島駅までと本陣駅までの運賃は同じなので、亀島駅からわざわざ歩く必要もないと思います。本陣駅で下車しましょう。

詳しい場所はGoogleマップでチェックしてね。

赤い看板が目印

デデーンと掲げられた赤い看板が目印です。看板にはハラール認証のマークが掲げられていますね。

TABASSUMの店舗外観

お店の入り口は引き戸なので、ガラガラと開けて入りましょう。レッツ入店。

ちなみにすぐ隣にはインド料理屋の黄色い看板も掲げられています。多国籍ですねー。

お店前の道路には歩道がないので、お料理が美味しすぎて嬉しくてハピハピハッピーでお店から飛び出さないように気をつけてください。お店の前の道路は狭い道路ですが結構車が通ります。

駐車場の有無を聞いてこなかった(使えねえブログだなオイ)のですが、すぐ近くにフラップ跳ね上げ式のコインパーキングがありますので、そちらへどうぞ。

ちなみに、ロシア人を奥さんに持つあるYouTuberさんの動画では、お店の真向かいの駐車場(お隣のインド料理屋さんの看板が掲げられている)に車を停めていたようです。もしかしたらお店の建物の大家さんが同じく所有している土地で、「2店舗で仲良く使ってね」ってな感じでまとめて駐車場として賃貸しているのかも?お店で尋ねてみてもいいかもしれません。そして詳しく分かった方はコメントで教えてください!

テーブルの数・お店の内装

僕が行った時、お店の中には6人席、2人席、そして4人席が4つの、全部で24席ありましたが、動かせるテーブルのようでしたので、ある程度はアレンジしてくれると思います。

お店の中の壁には、”ウズベキスタンと言えば”的な観光名所の写真やポスターがたくさん掲げられており、さらには色鮮やかなウズベキスタン国旗も。気分はすっかりウズベキスタンです。

TABASSUMの店舗内観

レジ脇にはハラール認証を受けた冷凍食品や、実際にお料理に使われている、ひまわり油(売り物か?店で使う用か?)や、ウズベキスタンでよく飲まれているザクロジュース(これはしっかり売り物だったししっかり買って帰った)も陳列されています。

レジ脇の商品棚

おトイレもお店の厨房脇の通路の奥にあります。きれいにお掃除されています。

支払い方法

現金のほか、ペイペイ、楽天ペイ、メルペイ、d払い、auペイが使えるようです。

気さくな店主さん

店主のゾイロフ・ルスタムさんはウズベキスタンのブハラという世界遺産の街のご出身だそうで、日本にある専門学校で日本語と経営を学んだあとケバブ料理を販売する会社に勤め、やがて独立して、TABASSUMを開店させたそう。そのため日本語もペラペラ。言葉の心配は要りません。

そしてゾイロフさん、2024年9月3日の中日新聞25ページの社会面に紹介されています。新聞に紹介されたのは、ご出身地ブハラにある初等・中等学校(15番学校)への日本語教室開設の手助けをしたからだそう。

ゾイロフさんが15番学校の校長先生と名古屋にある日本語学校の学院長さんとの間を取りもち、15番学校での教育プログラムの運営や監修を、この名古屋にある日本語学校が行うことを実現させたのです。

きっとお店に訪れるたくさんのお客さんに見せたからであろうシワシワになった新聞を、僕にも嬉しそうに見せてくれました。

詳しく記事を読んでみたいという方は、中日新聞を保管している図書館が近隣にあるかもしれないので、チェックしてみてくださいね。(中日新聞を購読されている方はネットでも読めるようです。)

メニュー

ハラール認証を受けたお店なので、豚肉は使っていません。

またムスリムのお店なのでお酒の提供もありません

Googleマップのレビューにたくさんの人がメニューブックの写真をアップしてくれているので、そちらをご覧ください。店主さんやお店関係者の方とのお話に夢中でメニューブックの写真を撮らせてもらい忘れちゃいましたテヘ(使えねえブログだなオイ)

平日にはランチメニューがあって、月曜日〜木曜日までのメニューと金曜日用のメニューがあるようです。ランチメニューは主に、マトンやチキンを使って人参と玉ねぎとともに、大量の油で炊き込んだプロフと呼ばれるお米料理と、トマトベーススープのうどんのような麺料理であるラグマン、そして単品サイドメニューから成ります。

月曜日〜木曜日のランチには、ラグマンがあって、その代わりにチキンを使ったプロフがなく、金曜日のメニューにはチキンを使ったプロフがある代わりにラグマンがありません。(何の違いなんだろう?)

参考までに、この日に撮った金曜日のランチメニューを載せておきます。

金曜日のランチメニュー

実際のお料理

一例ですが、この日に頼んだウズベキスタンプロフセット(マンティ付きver.)の食レポをば。

金曜日ランチメニューのウズベキスタンプロフセット¥1,300

セットはワンプレートで提供されます。ウズベキスタン伝統の金縁綿花柄のお皿ですね。真ん中にプロフ、そしてプロフを囲むようにキュウリ、トマト、マンティが乗っています。

マンティとは、鶏ひき肉と玉ねぎを炒めて塩胡椒とクミンで味付けして、餃子の皮で包んで蒸した(茹でた?)お料理です。じゃがいもとにんじんを除いたオムレツの具を餃子の皮で包んであるイメージですね。(より分かんねえって?)

マンティには、中央アジアではよく見られる、わずかに唐辛子パウダーのかかったヨーグルトソースがかかっています。朝食に食べる甘いヨーグルトを想像すると「は?」と思いそうですが、そうではなく、プレーンなヨーグルトがベースのソースです。ソース自体にも何かによってわずかに味が付けられているようですが、僕のバカ舌では、それが何なのかはわかりませんテヘ。

キュウリとトマトはどちらも新鮮シャキシャキ。こちらにも唐辛子パウダーがかかっていて、なおかつわずかに塩を振ってあるような、やや味のついたキュウリとトマトです。ただすごく辛いわけでもしょっぱいわけでもなく、油で炊いてあるプロフを食べたあとの口をさっぱりさせてくれる大事な役目を担っているようです。

さて、お待ちかね、プロフです。僕がプロフを好きである理由の一つが、この大量の甘く炒められた人参です。これが美味しいんです。

(時々家でもプロフ作りに挑戦するんですけど、この人参の甘さは出せませんのよ。ステーキの付け合わせの人参くらい甘いです。どうやればこの甘さが家でも再現できるのか未だに分からないのがすごい悔しいのよね。)

お米は日本のお米に近い丸い粒のもので、しっとり食感です。お米だけを食べると、人参から出された甘さ、香りの中に、かすかに塩っ気を感じ、この塩っ気がまたちょうどいい具合に、人参の甘さを引き立ててくれています。

上に乗っかっているマトンも忘れちゃいけませんね。マトンは臭みがなく、中までしっかり火が通っていて、しっとりジューシーというよりはパサパサに近い方の食感です。

甘みを発する人参と微かに塩っ気を出すお米、そして臭くはないけど牛肉とも違う独特の味を持つマトン。さらに、実はこっそり潜んでいる香辛料のクミンシードが出す、独特の香り。これらがいい感じにバランスして、一度食べたら忘れられない、また食べたくなる味を作ってくれているんですね。

ちなみに、クミンとは、使ったことのない人からすると何ソレ状態だと思いますが、ものすごく端的に言うと、カレーの香りを付ける香辛料です。

実際にウズベキスタンに行くと、あちこちからカレーの香りが漂ってくるので、「ウズベキスタンでもカレーを食べるのか?」と思っていましたが、正体はプロフに使われるこのクミンでした。

じゃあプロフって結局カレー味なのか?というと、そうでもないのです。微かにカレーっぽい香りを漂わす、基本ややしょっぱくて人参が甘い炊き込みご飯のような食べ物です。

どうです?よだれ出てきました?

お腹ピーピーしないコツ

さて、ここまでご紹介してきたウズベキスタン料理ですが、特にプロフ!大変に油っこいことで有名なお料理です。

ここタバスムでは、我々日本人でも食べやすいように、かなり油の量を控えてくれているので全然油っこくないのですが、実際にウズベキスタン現地で食べるプロフは、お皿の底に油溜まりができるくらいヒタヒタ。これを食べると、多くの日本人の方が、胃もたれを起こしたりお腹ピーピーになったりするようです。

そこで実践すべきが、お料理と一緒に提供されるお茶(チャイ)をしっかり飲むことです。

これは、現地の人もみなさんやっていることなんですけどね、どうやらお茶が油をいい感じに分解?中和?してくれるらしく、これによって胃もたれや腹下しを起こさないようになっているみたいなのです。

実際のところ僕も、本来お腹弱めの人間なので自分で作った晩ごはんでお腹下したりすることも多々あるんですけど(それは調理を見直せ)、なんと、ウズベキスタン旅行中は、現地の本場の油ギトギトのプロフを食べても、全然胃もたれや腹下しを引き起こさなかったんです。で、そこにはいつもお茶があったんです。

先にも書いた通り、タバスムのプロフは油の量をかなり控えてくれているので、そこまでの心配はないと思いますが、セットについてくるお茶は、お腹を守ってくれるイイヤツなんだなぁと思いながら、ありがたくいただいちゃいましょう。

そしてもし実際にウズベキスタンに行って現地でウズベキスタンのお料理を食べるよって時には、お茶と食べるというのを実践してもらえれば、旅行の最後の食事まで美味しく楽しめるのではないかなと思います。

おまとめさん

さて、名古屋にあるウズベキスタン料理屋さんのTABASSUM(タバスム)さんについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

  • 名古屋から市営地下鉄東山線で本陣駅下車、徒歩10分弱
  • 店主さんは日本語ペラペラ
  • 支払いは現金のほか、ペイペイ、楽天ペイ、メルペイ、d払い、auペイに対応
  • 平日ランチメニューには月〜木曜日用メニューと金曜日用メニューあり
  • お料理は、一緒に出されるお茶とともに楽しもう
  • プロフはうまい

ぷんたろうのこんなブログを読んでいるということは、そんなあなたもきっとウズベキスタンに興味大ありなハズ。

ぜひ、名古屋に出かけた際にはTABASSUMさんに足を運んでみてくださいね。

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