こんにちは、ぷんたろうです。
今回はヨーロッパの鉄道のチケットを手配するためのOmioというサービスについて書いてみようと思います。
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Omioとは
Omioとは、ヨーロッパ域内の鉄道やバス、航空券の空席照会や、チケットのオンライン予約・購入ができる便利なサービスです。実は僕も、2024年の1月に北欧巡りをするまでは、このOmioというサービスは知らなくて、
「ヨーロッパの鉄道旅って言ったらRail Europeだろ」
と思っていたのですが、このRail Europe、12年前に僕が最後にヨーロッパで鉄道を利用してからいつの間にか日本語非対応になってしまっていて、これではチケット取るのも少々しんどいなと思っていたんですね。英語が読めないわけではないんですけど、やっぱり日本語でサクサクいきたいじゃないですか。
それで、何か代わりにいいサービスないかなと思って色々探していたところに発見したのがこのOmioというサービスです。
Omioの使い方
アプリをダウンロードしよう
アプリはApp StoreやGoogle Playストアから無料でダウンロードできます。会費もかかりません。
パソコンでもこのOmioを利用して列車の検索や座席の予約購入をすることは当然可能なのですが、実際に旅行される際は、みなさんスマホ片手に歩くと思いますので、あらかじめアプリをダウンロードしちゃいましょう。
スマホのアプリだと、列車検索や予約購入に加えて、購入したチケットも表示させることができ、それを車内検札でそのまま使えるので、何かと便利だと思います。
僕はiPhoneをメインに使う人間なので、これ以降は基本的にiPhoneでの操作について、列車の検索・予約を例に書いていきますね。
ログイン
ログイン方法は全部で4種類あります。
- Apple
- メールアドレス
お好みの方法でサインインされてください。
列車の検索
出発する都市名や駅名と行き先の都市名や駅名を、それぞれの検索窓に入力すると、都市名や駅名が候補として挙がってくるので、それを選択します。
アルファベットでなくても、カタカナで入力すれば候補が挙がってきます。
出発地、到着地、日付(必要な場合は復路も)、そして利用人数を指定して「Omioを検索」をタップすると、列車の候補が表示されます。
カタカナで検索できるのは便利!
都市名や駅名のスペルがわからなくても困らないですね!
予約・購入
表示された候補の中から利用したい列車を選ぶと、次の画面では座席のクラスや返金の可否の選択、事前選択できる場合は座席を指定します。
ページ最下段の「お客様の詳細へ」のピンクのボタンをタップすると、次のページで氏名や性別、電話番号、国の入力、おトク情報の受信の要否を選択します。
ページ最下段の「旅程詳細の確認」をタップすると、キャンセル保障(列車が遅延したり運休したりしたときの払い戻し保障)の要否の選択、そして支払い方法を選択します。
必要な情報を入力して、ページ最下段の「支払い」をタップして支払いを行います。「支払い」をタップした後どのような画面が出てくるかは、選択した支払い方法それぞれによると思いますので、ここでは省略しますね。
チケットの表示
支払いが完了すると、乗客情報の入力画面で指定したメールアドレス宛に、支払い完了報告とともに予約番号や旅程の詳細、料金、チケットの詳細な内容、列車乗車時の注意、領収書、そしてチケットが送付されてきます。
もちろんチケットはアプリでも開くことが可能で、プリントアウトして持参する必要もありません。
アプリでチケットを表示できるので、プリントアウトして持参する必要なし!
身軽に旅行できます!
バスや航空券の検索も可能
出発地と到着地の都市名や駅名を入力して検索し、その結果が表示された画面を左右にスライドすると、利用可能なバスや飛行機の候補も見ることができます。
チケットの見方
チケットの見方は下の画像を参照ください。ただし、これはあくまでも僕が利用したオスロ中央駅からストックホルム中央駅までの列車のチケットで、他の路線では当然運行会社も異なってきて、チケットの様式も違うものだと思いますので、あくまでも一例として、「ああ、こんな感じに書かれているんだな」くらいに見てみてください。
列車の乗り方
ここでは一例として、僕が実際に利用した、オスロ中央駅発ストックホルム中央駅行きの列車を少し紹介します。
まず駅に着いたら、出発案内が表示された電光掲示板で自分の乗る列車がどのホームから出発するのかをチェックします。日本で列車に乗るのと同じですね。僕が乗ったストックホルム行きの列車は、下の写真だとド真ん中に書かれていますね。海外だとホームとはあまり言われず、trackと言われることが多いように思います。僕の列車はtrack15、つまり15番線からの発車ですね。
出発ホームが分かったらそのホームへと進みます。改札はないのでそのままホームに降りられます。
チケットには何号車なのか、そして座席の番号が書かれていますので、その車両へと乗り込み、指定の座席に座りましょう。この列車は、乗車口のドアに車両番号が書かれて(貼られて)いました。
発車時間が迫ってきても、日本の鉄道みたいに「出発するよー!急いでねー!」と騒ぎ立ててはくれませんので、余裕を持って乗り込みましょうね。
発車してしばらくすると、車掌さんが検札にきます。アプリの画面で開いたチケットを提示すれば、バーコードを読み取ってくれますので、それでOKです。あとは車窓からの景色を眺めたり、おやつ&コーヒータイムにしたり、目的地まで一眠りしたり、列車の旅を楽しみましょう。
列車が目的地に到着したら、駅には改札がないので、そのまま駅から出てしまっても問題ありません。
まとめ
以上、ヨーロッパで鉄道旅をする上で便利なOmioというサービスとその使い方について、スクリーンショットを多用して解説してきました。
が、直感的に操作しやすいインターフェイスになっているので、こんなに詳しく書かなくても、みなさんサクサクお使いいただけると思います。
これからヨーロッパでの鉄道旅を検討される方は、ぜひ使ってみてくださいね!
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